むち打ち症の亜急性期・慢性期の治療

投稿日:2013.08.12

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

むち打ち症の患部を固定する期間(「急性期」「早期」「不安定期」などと言われ、個人差がありますがおおむね数日~数週間)が過ぎたら、次は固定や安静といった「動かさない」治療ではなく、逆に、元のように痛みなく首を使えるようにするため、「機能回復」を主眼にした治療を行う期間になります。「慢性期」とも言われますが、症状が慢性化するかのような印象の呼称ですが、「慢性化しないための」治療をする大切な期間と考えましょう。

 

最近は減ってきたかもしれませんが、主に整形外科でなされる治療に「牽引療法」というものがあります。「牽引」というと車などの非常に大きな物体を引っ張ることを想像する単語 ですが、文字通り、「首を引っ張る」のです。靭帯や筋肉が損傷している首を物理的に縦方向(直立方向)に引っ張るという方法が果たして効果的なのでしょうか。

 

むち打ち症には痛みのほかに「首が回らない」という症状がありますが、強制的に伸ばす治療が有効とは限りません。かえって逆効果になる場合もあります。事故の衝撃により神経が 圧迫されているといった症状が特に見られる場合は一時的に行うこともありますが、メインの治療法としては他の方法を検討すべきでしょう。

 

特に、病院の整形外科での牽引療法は機械による方法がほとんどです。痛めた筋肉の状態は 一人ひとり、またその日によっても差があるものです。治療は機械で画一的に行うようなも のではありません。患部に合わせて調整を行いながらするべきものです。

 

また、「ブロック療法」もありますが、これは注射や投薬によって痛みを感じる神経へ作用を及ぼす方法です。痛みを抑えることは確かに必要な処置ではありますが、果たして根本的な治療になるのでしょうか。

 

手技療法、ホットパック、遠赤外線、超音波治療など、本サイトの「診療案内」ページに詳しい解説をしておりますが、当院では最も効果的な治療を慎重に検討しています。患者様が十分に納得されたうえで施術を行うよう徹底しております。

 

当院では柔道整復師によるマッサージ手技も行いますが、「マッサージ専門の方が安い」といった理由で、無資格のマッサージ専門家から施術を受ける方も多いと思います。

 

十分ご注意いただきたいのですが、最近は無資格の施術者による事故が急増しています。国       民生活センターによると、手技での医療類似行為(いわゆる整体やマッサージ)での相談は 年々増加し、昨年度は過去最多の1265件だったそうです。中でも「マッサージを受けて侵        害被害(骨折など)があった」という相談が増加しているそうです。

 

人体の構造は複雑です。施術を受けられる前に十分に説明を受け、ご自身が納得されてから受けるよう心がけましょう。

 

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