一定の病気に係る運転者対策(6月施行予定)

投稿日:2014.10.28

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

平成25年6月に法案が可決された改正道路交通法。順次施行されていますが、平成26年6月から施行予定のものに、「一定の病気等に係る運転者対策」があります。

 

それはどんな内容なのでしょうか?

 

 

◆背景になったものは?

 

実は今までも、一定の病気等についての適性相談を受けたり、運転免許の更新申請時等に病状を確認するなどを行ってきた公安委員会。しかし、平成23年4月に栃木県鹿沼市で発生したクレーン車による登校中の児童6名死亡事故が起こってしまいました。

 

そのご遺族からは、意識障害を起こす持病を有する者が不正に取得できないような運転免許制度の構築について要望がありました。

 

また平成24年4月に京都市祇園で死傷者多数の交通事故が発生したこと等を受け、道路交通法が一部改正されました。

 

 

◆一定の病気とは?

 

統合失調症、てんかん、再発性の失神、無自覚性の低血糖、そううつ病、重度の眠気の症状を呈する睡眠障害、脳卒中、認知症、その他自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがあるものです。

 

 

◆具体的には?

 

免許の取得・免許証の更新をしようとする方に対して、公安委員会は、病気の症状に関して、必要な質問ができるようになります。一定の病気にかかっている人に、質問票を交付し、これを公安委員会に提出しかければなりません。

 

このときに、虚偽の記載や報告をした場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金になります。

 

 

また、一定の病気等にかかっていると疑われる人の免許は、3ヶ月を超えない範囲内で期間を定めて停止することができます。

 

ただし、症状が3年以内に改善した人は、学科試験や実技試験の免除が行われます。

 

 

自己申告だけでなく、病気を持っている人を、事前に把握するための施策もあります。

医師は、一定の病気等をもった人を診察した際に、その人が運転免許を持っていると知ったときは、その診察結果を公安委員会に届け出ることができます。

 

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