交通事故で救急車を呼ぶべきか

投稿日:2014.01.31

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

交通事故に遭い、意識がなかったり、動けないほどの重症なら、救急車に乗って病院にいくのが当然ですが、それほどの重症でもない場合はどうしたらいいでしょうか?

 

「軽傷だと思っても、実は後から重症であったという場合があるから、とりあえず救急車に乗って病院に行った方がいい!」と言う人もいるでしょう。しかし、その場で自分で立って歩ける人が、後から生命の危機に陥る可能性は、現実的には低いです。もちろん可能性は0ではありませんが。

 

平成24年の交通事故での、死者数は4,411人。交通事故の発生件数は665,138件なので、交通事故で亡くなる方は、全体の0.66%だということになります。

同じく、負傷者の数は825,396人で、そのうち重症者の数は46,665です。つまり交通事故で負傷した人の中で、重傷者の割合は、5.65%です。また、死者数を、死者数と重症者数を合わせた数で割っても、8.63%になります。

このようにみても、交通事故の死者数も重傷者数も、それほど割合は多くないのです。

 

そもそも救急車は、1分1秒を争うような、緊急性のある場合に利用されるためのものです。救急車の利用マニュアルにも「救える命を救うためのものです」とあります。

日本では、救急車は「119番」で呼ぶことができ、無料です。無料なので、利用者が増加していて、到着時間が遅くなっているという事態が起こっていますが、誰もがいつでも使えるというメリットは大きいです。

 

中には、「後から何かあったら困るし、無料だから、とりあえず救急車で病院にいっておこう」と人もいます。交通事故に遭った場合、保険金の請求を受けるためには、交通事故証明書を提出します。これには救急車で運ばれなくても、医療機関を受診して診断書を発行してもらい、それを警察に提出したら、物損ではなく人身事故として処理してくれます。

 

さまざまな意見があるため、どれが正解というわけではありませんが、救急車を呼んで病院に行くべきかどうかは、後から有利か不利かということではなく、命にかかわるかどうか、で判断するのを1つの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

 

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