交通事故のむち打ちについて(2)

投稿日:2013.06.18

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

「むち打ち症」はどのような症状にあらわれるのでしょうか?

以下は、代表的な症状と特徴です。

 

1)頚部捻挫型

頚部の筋肉や靭帯、関節包の損傷による症状。脊髄に損傷が見られず、強い自律神経失調症やはっきりした神経根症状が判断できず、自覚症状によるもの。

【主な症状】

  • 首の周りおよび胸部・背中などの筋肉の痛みや違和感
  • 首・肩のこり
  • 首の運動痛や圧痛
  • 腕や手・指のしびれやだるさ
  • 頭痛・めまい・吐き気など

 

2)神経根症状型

脊髄の運動神経と知覚神経が集まったところ「神経根」の腫れや引き抜きなどの損傷により、それぞれの神経が支配する部位にあらわれる病状。

【主な症状】

  • 頭から手・指までの感覚異常や痛み・しびれなど
  • 肩や腕の筋力低下や筋萎縮
  • 咳やくしゃみ、首の後部の運動により症状が出る
  • 後頭部の神経の圧痛や違和感
  • 運動および知覚障害など

 

3)バレリュー症候群

後部交感神経症候群ともいい、血行をつかさどる交感神経が損傷したり、椎間板や筋肉に圧迫され動脈の血流が低下することであらわれる症状。

【主な症状】

  • 後頭部や首後部の痛み
  • めまい・耳鳴り
  • 難聴・目のかすみ
  • 顔面や喉あたりの違和感など

 

4)自律神経障害型

椎骨脳底動脈の血行不全により、それらをコントロールする脳幹部の血流が減少し、引き起こす様々な症状。

【主な症状】

  • 頭痛・頭重やだるさ
  • めまいや眼精疲労
  • 耳鳴り・難聴
  • 声や喉のかすれ
  • 記憶力や集中力の低下など

 

5)脊髄症状型

頚椎脊柱管を通る脊髄が損傷し圧迫を受けた場合に多く見られ、下半身の神経の損傷によりしびれや異常などにあらわれる症状。

【主な症状】

  • 背中から腰のだるさ
  • 膀胱直腸障害による排尿難など

 

交通事故による「むち打ち症」の症状では、治療が長期にわたるケースが少なくありません。

特に、レントゲンなどによる異常がない場合など、また自覚症状が軽い場合など治療をせずに放置したことで、症状が悪化させてしまうことが多いのです。

時間が経過してから、頭痛、めまい、吐き気、手や指のしびれ感、肩や腕のだるさなどにあらわれ、症状によっては長期間悩まされることになるのです。

「むち打ち症」の後遺症が何年も続く場合は、頚椎の支障だけでなく背中から腰のだるさ、あるいは胃腸などの内蔵器官にまで不調をきたすケースもよくあることです。

これは、交通事故の衝撃により首の関節や筋を損傷することで発生するこりが神経系を圧迫し、首から全身に流れる神経が歪んだり滞ったりすることが原因とされています。

また、生活リズムの変化や過度のストレスによる自律神経失調の障害がおこり、ひどい場合はうつ症状や不眠症などの症状を発症することもあります。

少しの症状も見逃さず、適正な治療を施す頃で、症状の悪化を防ぐことが可能です。

「むち打ち症」の治療は、数週間で症状が収まるケースもあれば、数ヶ月にまで及びケースもあります。

できるだけ後遺症が残らないようにするためには、症状が軽いからと放置するのではなく、また、症状が後に残らないように最後までしっかり治療を行うことが大切です。

 

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