交通事故の初期対応 身体の為の初期対応を考える

投稿日:2013.08.02

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

交通事故にあった場合の初期対応は、主に2つの側面から重要です。ケガの治療などの身体にかかわる面と、警察への届出や損害賠償の算定などのいわゆる手続面です。

どちらも初期の対応次第ではその後の明暗が分かれるといっても過言ではありません。深く考えずに目先の手軽さだけで対応すれば、後々になってから自身の過失とみなされたり、または責任はないにもかかわらず損害賠償を請求されることもあり得ます。

 

今回は身体にかかわる面について考えましょう。

ケガをしたら治療をするのは当然ですが、治療後の後遺症のことまで考えて治療を始める方は少ないのではないでしょうか。

 

「専門家であるお医者さんの治療なんだから、治療が全部終わった後は元通りになるはず」とつい思いがちです。ですが、「後遺症」については専門家でさえ、予測がつかないものなのです。

 

誰しも後遺症には悩まされたくないものですが、初期治療をきちんとするかどうかで後遺症の程度は大きく変わることもあります。

 

割れた食器を想像してください。たとえば、食器が床に落ちて二つに割れたとしましょう。慌てて拾いあげ、接着剤を塗りまくり二つの破片をくっつけてガチガチに固めて「これで元通りの形状に戻った」と思い安心してよく見てみたら、元の形から1センチずれた状態でくっつけてしまった…そしてあまりにしっかりとくっつけてしまったために、再び二つの破片に分けることができなくなって、結局は割れ目がずれた状態のまま、使い続けるしかない状態、なんとなくイメージがわくでしょうか。

 

ケガの初期治療を誤るとはまさに、この「慌てた状態で、割れた破片をずらしてしまったまま固くくっつける」ようなものなのです。

確かにしっかりとくっつければ「治療は完璧」と言えるかもしれません。ですが、間違った治療というわけではなくとも、しっかりとその後のケアも考えた初期治療を受けたいものです。

 

たとえば、交通事故でも多いケガの一つ、むち打ち症の初期治療には、筋肉を冷やす効果のある「アイシング」が非常に有効なのです。最初にアイシングをしたかどうかで、その後の治り具合が変わります、つまり治療期間が変わってくるのです。

 

誤解されやすいのですが、湿布薬では「アイシング」にはなりません。湿布薬を患部に貼ると、ひんやりと気持ちよくなりますが、それは数分だけのことで、湿布薬には筋肉を冷やす作用はないのです。湿布薬の本来の効能は、患部を冷やすのではなく、鎮痛作用や炎症を抑える血管収縮作用です。

「むち打ち症の初期にはアイシングが有効」-このひとつを覚えておくだけでも、いざというときの備えになります。確実な知識がひとつあることは、緊急時の冷静な対応にもつながります。

ケガはむち打ち症だけではありません。少しずつ「正しい初期対応」の知識を増やしていきましょう。

 

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