好意で乗せてくれた人への損害賠償請求

投稿日:2013.12.21

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

例えば、「帰る方向が同じだった友人が、好意で自動車に乗せてくれたが、友人が運転を誤り交通事故を起こし、負傷して入院することになってしまった」としましょう。事故を起こした友人に損害賠償を請求できるでしょうか?

 

他人の自動車に乗せてもらって、交通事故に遭うことは珍しくはありません。

せっかく好意で乗せてくれたのに、損害賠償を請求するのは、なんだか気が引けますね。しかし、入院費も生活費もかかるし、もらえるものならもらいたいというのが本音です。

実は、交通事故の法律問題で、「好意同乗」「無償同乗」の問題については、見解が分かれています。それは、他人の自動車に同乗するというのは、その車の走行による危険を承知して同乗したのだろうという、暗黙の了解があるからかもしれません。

 

自動車に同乗するとき、同乗者との関係は親族、友人、同僚など様々です。同乗することになったシチュエーションも、仕事の都合だったり、レジャーに出かけたりなど、いろいろあります。自分は嫌だったけど強引に勧められ同乗したという場合も、こちらからお願いして同乗させてもらったという場合もあります。そのため、発生した結果に対しての責任に対しての見解が分かれているのが現状です。

 

原則としては、上記のような「好意同乗」でも、運転をしていた友人は賠償責任があります。しかし、同乗の形態によっては、運転をしていた人の責任が免除されたり、軽減されたりする場合があります。

これは、自賠責法に『自己のために自動車を運行の用に供する者は、その運行によって他人の生命又は身体を害したときは、これによって生じた損害を賠償する責めに任じる』とあるからです。同乗者は「他人」とみなされますが、同乗者が無理やり同乗し、運転者に無理な運転をさせた場合などは、「他人」とみなされない場合もあり、損害賠償を請求できないという判決になることもあります。

 

人の車に同乗する場合は、自己責任のもとで、運転者が交通事故に遭わないように配慮することも大事です。

 

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