搭乗者傷害保険と損益相殺

投稿日:2014.09.01

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

例えば、あなたが友人の運転する車に乗っているときに、友人が不注意で交通事故を起こしてしまい、あなたが怪我をしてしまいました。友人が掛けていた自動車保険(任意保険)から、あなたには搭乗者傷害保険金が支給されました。
さて、あなたは友人に、改めて損害賠償の請求をすることが出来るでしょうか?

 

【搭乗者傷害保険とは?】
自家用自動車総合保険(SAP)には、対人賠償責任保険・対物賠償責任保険・搭乗者傷害保険・無保険車傷害保険・車両保険の6種類がセットになっています。「搭乗者傷害保険」は、自動車保険が掛けられている自動車に搭乗中の方が、自動車事故により死傷したときの損害を補償するものです。運転手・同乗者にかかわらず、自動車に搭乗しているひと全員が対象になります。

 

【人身傷害補償と搭乗者傷害保険の対象になったら?】
搭乗者傷害保険とよく比較される「人身傷害補償保険」というものがありますが、これは被保険者が契約している車に搭乗している時だけでなく、他人の車に搭乗中の事故や、歩行中の事故など、幅広い範囲で、被保険者の過失に関わらず限度額までの保険金額が支払われる保険です。
搭乗者傷害保険と人身傷害補償のどちらの補償範囲にあてはまる事故の場合は、両方のお金を受け取ることができます。多くの保険会社では、人身傷害補償に、特約として搭乗者傷害保険をつけることを勧めています。

 

【搭乗者傷害保険は損益相殺されるか?】
先程の例で、あなたはすでに搭乗者傷害保険から支払いを受けているのに、さらに友人の不注意に対し被った損害を賠償してもらえるかというのが争点です。
結論からいえればできます。生命保険と同じで、搭乗者傷害保険の支払いを受けたからといって、損害賠償額を減額されることは少ないです。

 

しかし、中には搭乗者傷害保険金を、事故を起こしてしまった友人・家族からの慰謝料として扱うことも妥当だとする判決もあり、搭乗者傷害の支払いで慰謝料が減額されるというケースもあるので、弁護士など法律の専門家に相談した方がいいでしょう。

 

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