歩車分離信号の背景と設置率

投稿日:2014.09.29

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

歩車分離信号ができた背景から、歩車分離信号の必要性と、設置率についてみていきましょう。

 

◆歩車分離信号のはじまり

1992年に、八王子市郊外の上川橋交差点で、青信号で横断歩道を渡っていた小学生が、左折してきたダンプにひかれて、死亡した交通事故がありました。

 

この児童が背負っていたランドセルからは、「信号はなぜあるの?」「信号がないと交通事故にあうから。」と書かれた、2枚の手書きのカードが出てきたそうです。

両親は、二度とこのような事故で子どもを死亡させてはならないと、交差点における歩行者の安全を目的とした信号の改善を訴えました。

 

この上川橋交差点左折事故をきっかけに、分離信号の考え方が始まったといわれています。

 

歩行者の安全を守るためには、立体交差施設を設置するか、車が通行する時間と歩行者が通行する時間を分離するか、2通りの考えがありました。後者の方が安価で導入できるため、「歩車分離信号」の試験運転が行われることになりました。

 

平成13年度に、全国100箇所の交差点で、試験運転が行われ、その結果、事故が導入後前より約7割減少したことから、平成14年より全国に整備されることになりました。

 

◆整備率は神奈川県がトップ!

現在、各都道府県の警察を中心に「歩車分離信号」の整備が進められています。平成22年では全国平均2.7%ほどの整備率でしたが、平成26年度末には4%にする目標になっています。

 

全国の整備率が最も高いのは「神奈川県」です。平成22年の時点で、すでに7.1%の整備率となっており、平成26年末には8%を超す目標となっています。

 

◆見込み発車で間違える人?

まだ歩車分離信号に慣れてないのか、見込み発車で赤信号で通行しようとする、人や車両が後をたちません。右の信号が赤になったら、発進するというのが、クセになっているのでしょう。

 

歩車分離信号での車両の見込み発車は、大事故を引き起こすことに繋がり、人の見込み発車は、自らを危険にさらすことになります。見込み発車は、絶対にやめましょう。

 

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