投稿日:2014.02.04
藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。
交通事故の被害者と加害者がの双方が、損害賠償について話し合い、解決することを「示談」といいますが、もしも示談が成立しなかったら、どうなるのでしょうか?
「示談」のメリットは?
・賠償額や支払方法を、被害者と加害者双方が納得すれば比較的早い解決が可能です。
・任意保険に加入していれば、保険会社が代理人として行うことが多いため、専門的な知識がなくても大丈夫です。
「示談」のデメリットは?
・双方が歩み寄って金額を決める為、裁判等で決まった額よりは少なくなる傾向にあります。
・任意保険に入っていない、もしくは弁護士が介入しない場合は、相手の保険会社と直接交渉することになるため、保険会社に言いくるめられることがあります。
示談交渉が不成立に終わった場合は、上記のメリットがなくなりますが、その分デメリットについては解消されることが多いです。
それでは、示談不成立後の解決方法をみてみましょう。
1.紛争処理機関へ相談や示談のあっ旋を依頼する
・日弁連交通事故相談センター
日弁連によって設立された交通事故を専門に扱う財団法人で、電話や面接による無料相談を行っており、必要ならば示談のあっ旋や弁護士の紹介も依頼することができます。
・交通事故紛争処理センター
所属する弁護士の面接相談が無料で行われており、面接相談後に示談のあっ旋を依頼することができます。
・紛争解説センター
日弁連に所属する弁護士会によって、全国20か所に設置されています。紛争解決センターに仲裁を依頼すると、仲裁人を含めて紛争の解決に向けた話し合いが行われます。
2.裁判所に調停・訴訟を申し立てる
・調停
当事者の主張を、裁判所の調停委員が聞き、双方が納得できる解決策を話し合いでまとめていきます。訴訟に比べると手続きが簡単で費用も安く済みます。
・訴訟
裁判により判断をしてもらうことです。証拠集めや書類準備など複雑なため、できれば専門的な弁護士に依頼した方がいいでしょう。
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