糖尿病患者の運転ポイント

投稿日:2014.08.29

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

以前、糖尿病を患っていたドライバーが、高校生をはねる事故がありました。そのときの加害者は「持病の糖尿病の治療による低血糖で、意識障害に陥っていた」とされ、責任能力は認められませんでした。ジムの帰り道の事故だったようです。

 

また別の交通事故で、ドライバーが運転中に糖尿病による意識障害を起こし、交差点で3人死傷させるという事故がありました。このとき、加害者は運転前に意識障害の予兆を感じており「体の変調から意識障害が予測された時点で、運転をやめることが可能だった」として、禁固3年の実刑判決を言い渡されました。
このように、糖尿病患者の交通事故は、糖尿病の低血糖状態から起きた意識障害を予測できたかどうかが焦点になるようです。
糖尿病で“インスリン”や“血糖降下薬”を使用している人は、「運転中に低血糖をおこし大事故を起こしてしまうかも」と不安を抱えている人も多いでしょう。低血糖になる前には、自覚症状があらわれます。
【低血糖状態の自覚症状とは?】
血糖値が70 mg/dl以上あれば問題ありません。
血糖値が70 mg/dl以下になると、異常な空腹感、冷や汗、振るえなどの症状があらわれます。
血糖値が50 mg/dl以下になると、中枢神経の働きが低下し、倦怠感、動悸、顔面蒼白、紅潮などがあらわれます。
血糖値が30 mg/dl以下になると、意識状態、異常行動、けいれん、こん睡状態から死に至ることもあります。
まれに、無自覚のままこん睡状態になることもあります。

 

カナダの研究グループの報告では、血糖値を厳格にコントロールしている糖尿病患者は、低血糖による交通事故リスクが高い傾向にあるということです。“インスリン”や“血糖降下薬”を使用する人は、低血糖反応の徴候に十分に注意し、特に運転前など血糖測定を行う方がよいとされています。

 

糖尿病になったら運転をしないという選択肢もありますが、どうしても運転をしなくてはいけない場合には、医師に相談し、血糖自己測定器と、ブドウ糖やそれに代わるものを、常に側に置いておきましょう。

 

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