緊急車両による交通事故

投稿日:2014.12.11

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

パトカーや消防車などの緊急自動車との交通事故。過失割合や損害賠償はどのようになるのでしょうか?

 

■緊急自動車とは

緊急自動車とは、パトカーや消防車、救急車など、緊急用務のため、サイレンを鳴らして、赤色の警光灯をつけているものをいいます。

 

速度違反などを取り締まる時など、サイレンを鳴らさないこともあります。また、緊急自動車には、他にも電気事業や、ガス事業、道路管理会社など、緊急性の高い業務に使用される車もあります。

 

緊急自動車は、右左折、転回禁止、一時停止等の交通規制に従わなくてもよいとされています。

 

 

■緊急自動車が交通事故を起こしたら?

緊急自動車が、いくら交通規制に従わなくていいとはいっても、一般車両に追突した時には損額賠償責任を負うことになります。その場合、緊急自動車の管理者である国や地方自治体などに損害賠償を請求することができます。

 

公務員が、その職務に関して他人に損害を与えた場合は、国家賠償法の適用になります。国家賠償法第1条1項では、「国または公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意または過失によって違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる」と規定されています。

 

したがって、警察のパトカー追跡行為が、故意または過失による違法な行為であった場合には、都道府県に国家賠償責任が生じると言えます。

 

以前の最高裁例で、パトカーに対し「右追跡行為が当該職務目的を遂行する上で不必要であるか、又は逃走車両の逃走の態様及び道路交通状況等から予測される被害発生の具体的危険性の有無及び内容に照らし、追跡の開始・継続若しくは追跡の方法が不相当であること」が必要である、としています。

 

左右の安全を確認せずに赤信号の交差点に進入したり、交差点に右折するために停車している一般車に気付いたにもかかわらず衝突したりなど、明らかな過失が認められる場合には、損害賠償が認められたケースがあります。

 

神奈川県藤沢市藤沢2-1-1 湘南弐番館102
カルカル接骨院 (藤沢本町駅徒歩6分)
カルカル接骨院公式サイト
藤沢市交通事故外傷治療院サイト