自賠責保険と任意保険(1)

投稿日:2013.06.03

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

自賠責保険と任意保険について

自賠責保険とは、法律で義務づけられている自動車損害賠償責任保険(強制保険)のことで、公道を走るには必ず加入しなければならない、つまり強制的に加入する保険です。(違反者は、1年以下の懲役または50万以下の罰金)

このため、自動車登録の際や車検を受けるときには、加入していないと手続きが出来ないようになっています。

一方、任意保険(損害保険)とは、運転所有(使用)者が任意で加入する自動車保険で、自賠責保険の補償額を超える場合や補償対象外の損害に備えて、自ら任意で加入する保険です。

この2つの保険の加入で、自動車運転者の万が一の備えとして成り立っています。双方の保険の違いを検証しましょう。

 

A)自賠責保険の場合

自賠責保険(強制保険)は、自動車事故の被害者救済を最低限に補償することを目的としていることから、補償範囲は、「人身事故(対人賠償)」に限られています。
この場合、対人とは死傷した事故相手側の運転者とその同乗者、あるいは歩行者です。

つまり、被害者のケガや死亡だけに賠償が生じ、加害者のケガや自動車などの破損には賠償金が支払われることはありません。

人身事故の加害者が賠償金を支払う能力がなくても、自賠責保険の加入を義務づけることで、被害者に一定額の賠償金が支払えるよう設けられたシステムです。

自賠責保険の補償限度は、死亡で3.000万円まで、ケガで120万円まで、後遺障害は、程度に応じて75〜3.000万円、要介護の場合で、4.000万円。

但し、加害車両1台につき、被害者1人につきの金額。(1件の事故の総額ではない)

大きな特徴として、任意保険に比べ、支払い条件や面積事由、過失相殺において緩和されていること。請求に関して、迅速かつ公平に支払うよう、ある程度保険金支払い基準が定額化、定型化されています。

 

B)任意保険の場合

自賠責保険だけでは責任保険の限度による不十分を補うことを目的に加入するのが、任意保険です。

例えば、交通事故により自動車保険の契約者本人が被害者になった場合や、自動車やオートバイなどの物損など、自賠責保険では対象外になる損害を補償。さらに、交通事故費が被害者への補償が、自賠責の限度を超えた場合に適用されます。

 

補償範囲の広い任意保険だけに加入して自賠責保険には加入しなくてもよいのでしょうか?

いいえ、基本的に対人賠償保険については、自賠責保険と併存して契約することを前提とし、任意保険だけ加入したらよいということにはなりません。

あくまでも、自賠責保険で補償できる限度まで支払いを行い、限度を超えた場合にその超過分のみ任意保険から支払われることになります。

もちろん、両方の保険に重複して損害を求めることもできません。

 

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