自賠責保険と任意保険(2)

投稿日:2013.06.04

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

損害保険の仕組み

これまで述べてきましたように、自動車を所有(使用)する人たちは、万が一の事故や事件(盗難や破損などを含め)などに備え、自賠責保険と任意保険の2種類の保険に加入する必要があります。

任意保険については、自動車の種類や用途、使用者の年齢、補償対象や金額などを組み合わせで設定。さらに、特約を組み合わせるなど、損害保険会社によって様々なタイプのパッケージが用意されています。下記は、主な保険の種類です。

 

1)対人賠償

死傷させた被害者への賠償が対象です。交通違反や無免許などの法律違反などの過失がある場合でも適用されます。

2)対物賠償

交通事故などで、被害者車両(自動車/自転車など)の損害対して賠償するものです。対人賠償と同様に、法律上の過失に関わらず補償されます。

3)搭乗者傷害保険

被保険者の搭乗者もしくは、運転者本人が(両方も)死傷した場合に支払われます。

4)車両保険

自分の自動車の損害に対して補償を受けられる保険です。

5)自損事故保険

被保険者自身の事故で、過失割合が10割の場合や単独事故の場合で、運転者や同乗者のケガや傷害に対して補償する保険です。

 

その他、自動車を所有しない場合でも、レンタカーや個人的に借りた自動車を運転する機会がある場合に提要される「ドライバー保険」や、交通事故相手が無保険のケースで自分の賠償が適用される「無保険車傷害保険」など、損害保険会社により様々な種類や特典が設けられています。

昨今の車社会では、自動車事故というリスクを回避するために、今後より自分自身の補償も視野に入れた保険選びが必要かもしれません。(←コレ、とても大切です。安いモノは表面的で、適正価格のついたモノの内容には到底かなわないのです。)

 

人身事故の賠償金について

人身事故の被害者(家族を含む)、事故により様々な被害が生じます。この被害の賠償を請求できる損害は、大きく「財産的損害」と「精神的損害」があり、さらに「積極的傷害」「消極傷害」「慰謝料」の3種類に分けられます。
1)積極的損害

まず、被害者が事故の被害で実際に支払う費用。交通事故治療のための、病院などの治療費や入院費、入院雑費、通院交通費、ギブスや車いすなどの費用などです。不運にも死亡につながった場合は、葬祭関係費用も含まれます。

 

2)消極的損害

被害者が健康であれば受けられたであろうと予想される利益。つまり、交通事故のために得られなかった利益に対しての損害です。

たとえば、入院や通院や療養などによる休業損害。そして、交通事故の後遺症により失われた利益に対する損害。また、死亡による逸失利益の損害などがあります。

 

3)精神的損害(慰謝料)

被害者が交通事故によって受けた、肉体的・精神的損害に対する賠償で、入院慰謝料や後遺症慰謝料などです。

 

これら交通事故の損害賠償金の算定には、過失割合や賠償金額、被害者症状や生活環境など、様々な要因が複雑に関わります。

計算式は、以下の通りです。

(積極損害+消極損害+慰謝料)×{(100ー過失割合/100)}=全損害賠償額

被害者が被った損害に対して、正当な賠償金を受け取るためには、まず、損害保険についてのしくみやプロセスを知っておきましょう。

 

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