運転していた妻への損害賠償請求

投稿日:2013.12.22

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

例えば、「妻の自動車に乗っている時に、妻が交通事故を起こし、夫が怪我をしてしまった」としましょう。怪我をさせた妻に、損害賠償を請求することはできるでしょうか?

 

加害者は、被害者の被った損害を請求しなければならない、という大前提があります。

加害者と被害者の関係が、夫婦や親子、兄弟姉妹などの家族関係にあるとき、その損害賠償を請求するのは、友人・知人以上にためらうものです。損害賠償を請求するということは、相手に責任があることと認めさせることになり、家族だからこそ事故を起こした方の気持ちを思いやって、責任を追及しないということが多いです。

中には損害賠償を請求すること自体、考えもしなかったという人もいるでしょうし、どうせ家族の総収入から入院費や治療費を支払うのだから、請求してもしなくても、あまりかわらないのではと思う人もいるでしょう。

 

上記の場合、夫は運転していた妻に損害賠償を請求することが認められています。夫は妻が入っている保険会社に対して、被害者請求をすることができます。治療費等はもちろん、慰謝料も請求することができます。

前回でも説明しましたが、自賠責保険の第三条で『自己のために自動車を運行の用に供する者は、その運行によって他人の生命又は身体を害したときは、これによって生じた損害を賠償する責めに任じる』とありますので、それが家族間の交通事故であっても、通常の交通事故と変わりなく請求することができます。

 

つまり、損害賠償を請求した方がお得なのです。自賠責保険は、被害者が直接請求することができるため、家族間の交通事故でも、すぐに請求した方がいいでしょう。

 

ただし、下記の場合は損害賠償を請求することができません。

・自動車が夫婦共有のもので、夫も妻も頻繁に自動車を運転したという場合は、ともに運転供用者になり、損害賠償を請求できません。

・保険の契約者が、けがをした妻の方だった場合も請求できません。

・加入している任意保険に、親族間賠償を免責するという規定があれば、賠償金は支払われません。

 

交通事故専門の接骨院・整骨院では、法律の専門家と連携しています。損害賠償の請求についてわからなことは、気軽に相談してみましょう。

 

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