過失割合の考え方(4)過失割合の判定基準

投稿日:2013.09.16

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

過失割合の判定基準

 

■過失割合の判定基準の存在

過失割合の判定は、簡単にはかれるものではありません。しかし、それぞれの事故ごとに、判定基準場バラバラでは、判断する側もされる側も困ってしまいます。

 

例えば、損害賠償額1000万円の事故の場合、過失割合10%の違いで100万円、20%の違いで200万円というように、加害者にとっては支払う額、被害者にとっては受け取る額が大きく変わってくるのがわかりますね。それだけ過失割合の判定は、とても大切です。

 

実は、過失割合の判定基準は、事故の類型ごとに過失割合の基本は決まっています。

現在、裁判所や弁護士、保険会社では裁判官や弁護士によって作成された過失相殺基準(過失相殺図表)に基づいて、過失割合を決めています。

 

裁判所や弁護士会は、過去の裁判例などを参考にして、一般的な交通事故の形態について過失割合を判断するための算定基準表を作成し公表しています。理由は、過失相殺における過失割合の判断を迅速かつ定型的に行うことができるようにするためです。

 

★民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準(日弁連交通事故相談センター編)

★交通事故損害額算定基準(日弁連交通事故相談センター専門委員会編)

★民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準(東京地裁民事交通訴訟研究会編)

 

裁判所や保険会社は、おおむねこの算定基準に沿った形で過失割合を判断しています。

 

 

■過失相殺の算定基準の存在

過失相殺基準では、「歩行者と車」「車同士」「バイクと自転車・自動車」「自転車と自動車・バイク」「高速道路上」など、事故の類型ごとに過失割合の基本が定められています。事故時の状況をふまえ、過失割合を修正できるようになっています。

 

また、上記の事故の類型ごとに、事故当事者の過失相殺率(基本過失相殺率)が明記されています。また、基本過失相殺率を修正するための修正要素に該当する場合には、その修正要素ごとに5~20%の加算または減算をすることになります。

 

例えば、歩行者に過失が加算される要素では、道路に横になっていた、夜間に歩いていた、ふらつき歩きをしていたなどがあります。

 

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