過失割合の考え方(5)過失相殺の算定基準表

投稿日:2013.09.19

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

過失相殺の算定基準表

 

■算定基準の流れについて

交通事故において過失相殺率は、次のような流れで算定基準表を使っていきます。

 

  1. 事故類型の選択
  2. 修正要素該当性の検討
  3. 過失相殺率の計算

 

「事故類型の選択」は、当該事故の形態を見て、算定基準表のどの類型に該当するのかを検討します。該当する類型がない場合には、どの類型に類似するかを検討します。

 

「修正要素該当性の検討」は、当該事故において、1.で検討した類型の修正要素に該当する事情があるか否かを検討します。

 

「過失相殺率の計算」は、最後に、該当または類似する類型に記載されている基本過失相殺率に修正要素ごとの割合を加減して、当該事故の過失相殺率を計算します。

 

 

■算定基準表の使い方について

過失割合の基準は、まず交通事故の当事者によって、自動車同士の事故か、歩行者と自動車の事故かという風に、大きく分けられた項目の中から、該当するものを選択します。また、事故の発生場所により、過失の基本割合が決定されます。

 

例えば「歩行者と自動車」の交通事故では、

・交通事故が起きたのは、昼間なのか、見通しの悪い夜なのか?

・被害者の年齢は?

・歩行者の場合は、どの様に歩いていたのか?

などを考慮し、歩行者の過失が減額される要素があるかどうか、歩行者に過失が加算される要素があるかどうかを判断します。

 

具体的な事例により、5~20%を基本割合に加算もしくは減額されます。

 

 

■過失・著しい過失・重過失の違い

過失とは、前方左右に対する安全不確認、発見後の回避措置を怠った場合、通常の注意義務違反などのことです。

 

著しい過失とは、酒気帯び運転、15キロメートル以上30キロメートル未満の速度違反、ハンド・ブレーキの不適切操作などのことです。

 

重過失は、無免許運転、30キロメートル以上の速度違反、居眠り運転、酒酔い運転などです。

これらの事故時の状況により、過失割合を修正をし、その過失割合に基づいて示談交渉が進められるのです。

 

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