過失割合の考え方(9) 自転車と車の事故の場合

投稿日:2013.09.27

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

■自転車の過失について

自転車の過失割合の基本は、歩行者とバイクのほぼ中間なので、自動車よりも。自転車がバイクや自動車よりも有利になっているのは、自転車は軽車両であり、運転者を守るものがないので、大怪我や大事故につながることもあるからです。

 

しかし、自転車の過失割合が車を大きく上回るケースもあります。

例えば、信号機のある交差点での事故のうち、直進する自転車の信号機が「赤」、直進又は右折する車の信号機が「青」や「青矢印」を表示していたときの事故です。

この場合は、自転車の過失割合が80~85%と、車の過失割合を大幅に上回ります。

 

このように、車に比べて弱い立場の自転車であっても、信号機のある交差点での事故では、歩行者と同じく、事故発生時の信号機の表示が「赤」か「青」かでは、過失割合に大きく影響します。

 

また、自転車と車の事故で特徴的なのが、センターラインオーバーによる対向車同士の事故です。車同士やバイクとの車の事故では、センターラインオーバーをした車両に100%の過失がありますが、自転車がセンターラインオーバーした場合の過失割合は30%で、車やバイクに比べて有利になっています。

 

なお、事故状況にもよりますが、被害者が児童や老人の場合には、5~10%が基本となる過失割合から減算されます。

それとは逆に、酒酔い、わき見運転、二人乗りなど、自転車に著しい過去があった場合には、自転車の過失が10%加算されます。

 

 

■自転車にとっての加算要素

自転車にとっての加算要素は、バイクや自動車と同じ「著しい過失」や「重過失」です。

自転車特有の要素としては、「二人乗り」、「無灯火」、「携帯電話使用」、「傘使用」などがあります。自転車の二人乗り運転や、夜間の無灯火運転、携帯電話を使用しながらの運転、傘を差しながらの運転は、大きな過失加算要素となります。

 

 

■歩行者や自転車同士の事故では?

歩道で発生した歩行者と自転車の事故については、歩行者の過失を認めないことが多いです。つまり0対100になります。自転車は原則、車道を走ることが決められており、歩道を走るときは一定の例外として認められていることに過ぎないからです。

 

また、自転車同士の場合も、四輪車同士の場合と類似しますが、法規制の厳守されていない場合などもあり、過失割合は事故の状況により異なります。

 

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