頚椎捻挫(むち打ち、ムチウチ症)

投稿日:2012.04.13

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

頚椎捻挫(むち打ち、ムチウチ症)とは自動車事故、追突事故などの衝撃によって頭が前後等に振られて首周辺の筋肉や靭帯、神経を傷つけてしまうケガのことです。ムチがしなるような動きから、一般的に「むちうち」と呼ばれます。この頚椎捻挫は傷ついた場所によって様々な症状が現れ、どこに問題があるか、どの程度のケガかにより回復のペースも違います。

では次に症状を4種類に分類します。

 

1、捻挫型

a.筋肉型

首周辺の筋肉や靭帯が傷つくタイプのケガで、あまり長びかずに3週間程で回復します。

b.椎間関節型

首には頚椎と呼ばれる7つの骨が積み木のように重なっていて、その骨と骨をつなぐ靭帯(関節)が傷つくタイプのケガです。傷がひどい場合は関節の間に有る椎間板と言われるクッションの役割をしている部分に傷が付きまれにヘルニアになる事もあります。このタイプはケガをしてから2~4日で首の痛みや首が動かないなどの症状が現れ、軽い場合は3週間程で回復しますが3~4ヶ月かかる事が多いケガです。当整骨院では主にこのむち打ち症タイプの治療をソフトマッサージ、軽い運動療法、電気治療、温熱治療、超音波治療などを用いて行なっています。

 

2、神経根損傷型

ケガをした直後または2~3週間程で、神経の圧迫により首だけではなく後頭部・肩・背中・腕・肘・手などに痛みやしびれが出るタイプのケガです。症状はしびれの他に握力が落ちてしまったり、腕の筋力が落ちたりすることもあります。回復までには時間がかかり、半年~1年以上かかる事もあります。椎間板が傷ついている場合もあるのでMRIなどの検査も必要です。

 

3、自律神経障害型

頚椎の前側にある自律神経が傷ついてしまうことで、肩こり・頭痛・吐き気・めまい・耳鳴り・イラつき・不眠などの様々な原因不明の症状が現れるタイプのケガです。別名バレリュー症候群とも呼ばれます。ケガをしてすぐには症状が現れず、早ければ1週間ほど、2カ月程経ってから他のタイプの症状と合わさって出現することもあります。回復も個人差があり、半年から1年以上かかる事もあります。

 

4、脊髄損傷型

脊髄損傷型とは脊髄という脳から背骨の中を通って伸びている太い神経のようなものが傷ついてしまうタイプのケガです。人が体を動かす様々な指示が脳からここを通って全身に伝わるので、脊髄は人にとってとても大切な部分です。

症状は両手のしびれ・筋力の低下などで、重いケガの場合は両脚のまひが起こる事もあります。軽い場合は1カ月程で回復することもありますが、他のタイプのケガと合わさって症状が出る場合が多いようです。

また、このタイプの疑いがある場合、通常の単純X線撮影だけでは見逃してしまうような箇所もあるので、なるべくCTやMRI撮影を行うことをおすすめします。

 

以上の4種類はそれぞれ単独で症状が現れる事が少なく、合わさって様々な症状が出る事の方も多いようです。

どのタイプでも、一般的にはしっかりと検査を行った後、急性期と言われる初期の段階では、炎症や痛みを抑えるために安静、アイシング、薬物療法、超音波治療、正しい軽度の手技療法などを行います。

その後1~2週間後から電気療法やけん引、温熱療法やストレッチ、軽いマッサージなど、少しずつ関節を動かし、筋肉をほぐしていきます。また、炎症のある時期にはお酒を飲みすぎたり刺激物を食べ過ぎると症状が悪化する場合もありますので気をつけましょう。3ヶ月を過ぎてからは亜急性期と言われ、今までの物理療法の他に筋力を回復する運動や、希望すれば医師の判断で鍼やお灸を受ける事もできます。

カルカル接骨院では患者様の状態にあわせ、急性期から慢性期までの回復のアドバイスとお手伝いをさせていただいております。まずはお電話にてお気軽にご相談ください。

 

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