頚椎症性神経根症

投稿日:2014.03.28

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

整形外科では「頚椎症」が疑われる人の頚椎を、レントゲンやMRI(磁気共鳴画像装置)で調べます。その画像を見て、「頚椎症性神経根症」か「頚椎症性脊髄症」、あるいは頚椎椎間板ヘルニアという診断がつけられます。今回は、「頚椎症性神経根症」について、説明します。

 

椎骨の一つひとつは、「椎体骨」と「椎弓」と呼ばれる2つの部分で構成されています。「椎体骨」と「椎弓」の間の空間は脊柱管と呼ばれて、脊髄が通っています。神経幹である脊髄は左右に枝分かれし、椎間孔と呼ばれる骨の穴から、神経根が出ています。

中高年になると頚椎の老化が進み、椎体骨や椎弓がかみ合う椎間関節が変形し、骨棘と呼ばれるトゲのような突起が出るようになります。この突起が神経根を圧迫するのが「頚椎症性神経根症」です。

神経根は左右にありますが、左右の神経根が同時に圧迫されることはまれです。そのため「頚椎症性神経根症」は左右どちらかに症状が現れるのが特徴です。

 

「頚椎症性神経根症」の主な症状は、首から肩、腕、手にかけての痛みやしびれがあります。肩こりがあって、左右どちらかのこりが強く、マッサージしてもよくならないという人は、「頚椎症性神経根症」である可能性があります。

また、神経のどこが圧迫されるかによって、現れる神経症状が異なります。神経根が圧迫されると、その神経が支配している領域に症状が現れます。上のほうの頚椎から出ている神経根には、頭部に向かう神経も通っているので、頭痛やめまいなどの症状が起こることがあります。逆に手や指のしびれは、下のほうの神経根が圧迫されることによって起こります。

 

スポーツをしている人など、首に大きな負担をかけて仕事をしている人は、「頚椎症性神経根症」のリスクが高くなります。

中高年で、肩こり、首のこり、手足のしびれなどの症状が身体の片側に現れたら、「頚椎症性神経根症」の可能性があります。心配な方は早めに病院を受診しましょう。

 

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