駐車場での事故。お店に責任はない?

投稿日:2014.11.29

藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。

 

スーパーマーケットなどのお店の駐車場に、「駐車場内の事故について当店は一切の責任を負いません」という看板があります。これは駐車場で起きた事故の責任は、お店にはないことを示しているのでしょうか?

 

◆駐車場は道路交通法の適用を受けない?

ショッピングセンターやスーパーマーケットの駐車場は、誰でも自由に利用することができます。駐車場は私有地であって、道路ではないので、道路交通法の適用は受けません。

 

そのため、駐車場内で自動車と自動車がぶつかっても、買い物をして戻ると車にキズがついていたとしても、警察はその事故についての交通事故証明書を発行しません。

 

しかし、駐車場内で自分の過失で他の車両と接触事故を起こしたり、駐車場内で歩行者を死傷させてしまった場合、民事上の損害賠償責任を負うことになります。

 

また、人身事故であれば、運転手は自動車運転過失致死傷罪の刑事責任も負うことになります。

 

 

◆お店と来店客の関係は?

自動車で来店する利用客にとっては、駐車場がお店に併設されていると、大変便利です。しかし一方で、誰でも自由に利用できるので、利用客以外の人や車両が、駐車場に立ち入ることもあるかもしれません。

 

お店は来店客に駐車場所を提供しているのですが、お店と来店客との関係は、駐車スペースの貸し借りをする「使用貸借契約」または「賃貸借契約」にあたります。

この場合、書類や口頭で契約をかわさなくても、法的に契約が成立しています。

 

お店は、来店客に対し、場所を提供すること以上の義務を負うことはなく、事故の責任を問えないということになります。

 

 

◆お店が責任を負うことはないの?

店側が責任を負わないことを条件に、駐車場の利用を認めている場合がほとんどです。しかし、空港近くの駐車場やレンタカーショップなどで、駐車場内の側が利用者の車を預かり、管理された場所で保管するタイプの駐車場では、違います。

 

この場合、車を預かることが中心の契約(寄託契約)なので、特別な合意のない限りは、駐車場に車を損傷させずに返還する義務があります。

 

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