むち打ち治療/むち打ち症

むち打ち症まとめ

投稿日:2015.08.20

○むち打ちになった時の注意点

むち打ち症は、首の骨の捻挫状態とも言えます。日常生活の中での姿勢と、寝具に注意をしなければいけません。スマホやTVやゲームなどは、背中が丸くなり首がうつむき加減になりがちです。また、勉強中も同じ様に、姿勢が悪くなり首に負担が大きくなります。痛みが軽くなるまで、壁に頭と背中を預けるなどして、首の負担を減らす様にして下さい。意外な落とし穴が、「枕の高さ」です。枕やクッションは使わず、バスタオルやハーフサイズの毛布などを、折り畳んだ物を使う様にして下さい。背中と頭の高低差が、とても大切です。なるべく、床や背中との高さの差を作らない様に工夫して下さい。

 

また、斜め掛けでのカバンは、一方だけの肩に負担が掛かる為に、首の姿勢が悪くなります。
痛みが軽くなるまでは、カバンは、左右に細目に持ち替えたり、リュクなどがお薦めです。
それと、女性陣が愛用している高いヒールの靴を履くのは控えましょう。前のめりになる姿勢を、背中の筋肉の力で調節しているので、首にも負担が掛かります。

 

 

○むち打ちが痛む時に効果がある、意外な薬

よく、雨が降る前に、頭痛や関節が痛んだり古傷が痛む事がよく有ります。これは、耳の奥にある、身体の平衡感覚を司る「三半規管(さんはんきかん)」の中のリンパ液と組織が関係していると言われています。
落ち着いた筈の、むち打ち症の痛みで頭痛がある場合、車や船の酔い止め薬が効果がある場合があります。
この時の注意点としては、痛む予感がした段階で、酔い止め薬を飲む事です。痛み始めてからの頭痛には、効果がみられないのでご注意下さい。

 

 

○ むち打ち症まとめ

むち打ち症は、怪我の内に入らないと言われる事が多いです。でも、首へのダメージが深刻な事態です。
我流や、聞きかじりの知識で我慢していると、悪化させてしまう症状でもあります。
早目に、整形外科や整骨院(接骨院)で「正しい診断と治療」をしてこそ、完治への早道と言えます。

○ むち打ち症の治療はどんな事をするの?

整形外科と整骨院(接骨院)の違いは、大きくざっくり言うと、2つです。

・画像診断の機器を持っていない
・むち打ち症の痛みを軽くするなど為の、薬が処方できない。

治療方法は、整形外科では、言葉が悪いですが、首の牽引(けんいん)、いわゆる「首つり」療法などがあります。顎(あご)に、太いベルト状の物を引っ掛けて、ゆっくりと身体の体重を利用して頭と首の部分を引っ張っていく方法です。この方法、最近では行うところも減ってきています。

このほか、中周波電気治療を用いる方法や温かい熱を持つ光を当てて、痛んだ神経線維や筋肉・腱(けん)の血流を良くしたり、痛みを軽減して行きます。

また、整骨院では、手技マッサージ療法を行っています。

 

 

○ むち打ちになったらどうするの?

まずは、整形外科を受診して「診断書」を出してもらいましょう。この診断書が無いと、医療保険や損害保険の「保険金請求」が出来ないからです。保険会社は、きちんとした根拠が無い怪我や病気には、保険金の支払いをしません。また、これらの保険会社への手続きには「請求権の時効」が有ります。、怪我した報告をする事で、この時効は取り払われますので、後はゆっくりと治療に専念するだけです。

むち打ち症は、誰にも解ってもらえない痛みです。その、ご本人だけの悲哀のこもった痛みの一つ…。むち打ち症の手に負えないのが、専門分野の整形外科の医師にも解ってもらいにくい事です。診察室で言われる言葉の多くは、「じゃっ、湿布と痛み止めを出しますので様子を見て下さい」。そして、首の痛みを抱えてのドクターショッピングの旅の始まり…。しぶとい、むち打ち症についてご説明します。

 

 

○ むち打ち症って?。

人間の首の骨(頸椎:けいつい)は、合計:7個が、ごく緩やかな曲線を描いて積み重なっています。顎(あご)を、胸につける様にした状態で、首の下の方を触ってみると「ボコッ」とした骨を感じます。これが、首の最後の7個目の骨、「隆椎(りゅうつい)」です。その首の骨:7個の、どこかの部分が、転倒や交通事故などで脱臼(だっきゅう)しかける事なのです。これを、難しい名前で呼ぶと、「頸椎亜脱臼(けいついあだきゅう)と言います。首の骨が脱臼しかけて、「やっぱり、脱臼するの止めた!」と、元の場所に戻ってしまう状態です。症状の多くは、首の何とも言えない痛みや頭痛、目の奥が痛いなどがあります。

 

 

○ むち打ち症が、診断しにくい理由

とっても痛いお話しですが、完全に脱臼した状態になってくれれば、レントゲン画像などに脱臼してます!と出てくれます。でも、この捻挫状態は、「炎症を起こしてます!」とは控え目な性分なのか。医師が、目を皿の様に見開いて、首の骨の画像を見ても言い出してくれないのです。炎症症状として、画像に写ってくれれば良いのですが、その殆どが、画像にはっきりと出てくれません。最悪の場合は、精神的なモノでしょうと、「不安定愁訴(しゅうそ)」とされてしまう事もあります。そこで、医師は言うのです。「恐らくは、むち打ちですね。湿布と薬を出しときますね」と。