捻挫

 

バイクや自転車事故

などで起きやすい

捻挫

 

 

交通事故による強い衝撃で、関節が本来可動する範囲を超えるような動きを強制されると起こってしまう代表的な外傷が捻挫や脱臼です。骨折を伴わず、関節の骨と骨の間にズレが生じている外傷を脱臼、ズレが生じていないものを捻挫といいます。靭帯は、受けた力の大きさや力の掛かった向きによって伸びたり、切れたりしてしまいます。捻挫の重傷度はすなわち靭帯の損傷具合のことを指しています。軽傷の場合は靭帯の一部分が切れたり伸びたりする程度ですが、重症の場合は複数の靭帯が完全に切れてしまうケースもあります。症状としては関節部分の痛みや腫れ、皮下出血などが起こりますが、捻挫の重傷度と比例して症状もひどくなります。症状が激しい場合は靭帯を断裂しているおそれもありますので、必ず専門医の診察を受けるようにしましょう。

 

 

むち打ち症も

捻挫の一種

 

 

交通事故によるケガでもっとも多いむち打ち症は、別名:頚椎捻挫といいます。また、合わせて多く発生する腰痛も、背骨・腰椎関節の強制的な捻じれや 微細なズレからくる腰椎捻挫、つまり捻挫の一種です。もっとも多い捻挫は、足首の捻挫(内返し捻挫・内反捻挫)で、バイク事故や歩行中の事故で多く発生します。捻挫は程度により完治まで1〜4ヶ月かかる事が多く、治療行為が必須な状態で有る事がほとんどです。

 

 

捻挫の場合の

平均的通院期間

 

 

患部が脚部の場合、正常に歩いたり動かしたりできるのであれば、1週から2週間程度の通院で治るでしょう。しかしながら、歩く時に痛むのであれば、1ヶ月から3ヶ月程かかってしまいます。また、痛みで脚部を動かすことすらできない重症であれば、完治まで4ヶ月以上かかってしまいます。

 

 


 

 

捻挫の放置は

厄介なことに

 

 

足関節捻挫

 

上画像の足関節捻挫は、バイク事故によるものでした。腫れと強い運動時痛があり、通常歩行まで2ヶ月を必要としました。痛みによる足首の運動制限で筋力低下が発生したため、徐々に筋力アップのリハビリ等を行うことで完治しました。捻挫は、痛みを我慢して放置していると、やがてバランスを崩した状態で修復してしまいます。しかしながら、バランスを崩した状態のままですので、関節がグラついたり、骨が変形(骨棘形成など)したりする可能性があるのです。そのため、初期の処置と治療が最も大事であり、その過程では筋肉の再教育、つまりリハビリが重要となってきます。これを怠ってしまうと、一生具合の悪いまま過ごさなくてはいけなくなってしまいます。捻挫だからと軽く考えず、しっかりと治療しましょう。