投稿日:2014.12.11
藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。
交通事故で傷を負った人は、一日でも早い回復を願い、治療を受けています。治療の過程や治った後も、様々な思いを抱え、時には人は恨んだり、羨ましく思ったり。そんな葛藤を続け、自分の心と向き合っているのです。
■加害者を許せない・・・
加害者のせいで、自分がこんなにも辛い目にあい、不自由な生活を送ることになったのかと思うと、怒りや憎しみなど、さまざまな感情に押しつぶされそうになることがあります。
加害者が赤の他人なら、まだ素直に感情を出せても、知人や家族であれば、相手のことを思う気持ちもあり、気持ちの持っていき場がないということもあります。
加害者を許せない自分が、許せなくなることもあるでしょう。
■事故直後より、しばらくたってからが深刻
交通事故のあと、治療を受けている時は、まだ「治りたい」「元の生活に戻りたい」という気持ちが強く、事故のことをゆっくり考える余裕がない人も多いです。
特に治療中は、医療スタッフや、リハビリスタッフなどのケアにより、誰かが自分をみてくれている安心感があります。
そうしているうちに、損害賠償などの手続きが始まり、書類の作成や手続きに追われ、この手続き自体が精神的な負担になったり、ずっと我慢している自分に気づいたりなど、色々な感情が噴出します。
「なぜ自分だけがこんな目にあわなければならなかったのか?」という思いが、ずっと頭から離れないという人もいるでしょう。
■その気持ちは正常なこころの反応です
加害者を許せない気持ちも、将来を不安に思う気持ちも、交通事故という突然の出来事に対しての、正常なこころの反応です。決して被害者が悪いわけではありません。
さまざまなこころの痛みは、時間の経過とともに、少しずつよくなっていきます。
一人で我慢していると、うつ病になったりPTSDになったり、もっと辛い精神的な病気になってしまうこともあります。
辛いときは、家族や友人など、周囲の人に話し相手になってもらいましょう。また、交通事故に関する様々な相談窓口も、上手に利用するといいでしょう。
散歩をしたり、ゆっくりお風呂に入ったり、部屋に好きなアロマをたいたり、ゆったりとした気持ちで日々過ごしていれば、いつかこころも落ち着くので大丈夫です。
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