投稿日:2013.05.28
藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。
もし交通事故に関わってしまったら、どうしたら良いのでしょうか?
いつ訪れるかもしれない事故のために、その手順と対策において知識をつけておきましょう。
交通事故は、突発的なアクシデントです。また、仕事や私用など目的があって移動していることも多く、慌ててしまいがちです。
しかし、落ち着いて行動することが大切です。事故後の判断が後々のトラブルにつながる可能性があります。落ち着いて、事故の状況を確認、処置を最優先しましょう。
手順1)負傷者の救護
交通事故が発生したときには、まず安全な場所に車を止めます。事故相手の負傷の有無を確認します。もし、負傷者がいる場合は、救護が最優先です。すぐに病院に行くか、救急車を手配します。
手順2)警察への届け出
同時に、警察へ報告です。
警察への報告義務は加害者にありますが、人身事故などの場合は特に、後に「交通事故証明書」申請に必要になるので、被害者からも届けておく必要があります。連絡は、110番への通報がスムーズです。事故当事者が負傷していて連絡が困難な場合は、同乗者が連絡します。警察署への届け出は、人身事故だけでなく、物損事故の場合にも、届ける義務があります。
また、その時は負傷を自覚していない場合でも、後に後遺症として発症する場合が良くみられます。警察へ届け出なしでは、後々補償が得られないケースがあります。
通常、警察が現場に駆けつけ、交通事故当事者双方から事故の状況の聞き取りを行います。
「人身事故」の場合は、加害者側は「業務上過失致死傷罪」などの犯罪にあたる可能性があるので、警察は慎重に捜査します。一方、「物損事故」として報告した場合は、犯罪性がないために処理がおろそかになるケースがあります。
「物損事故」の場合でも、後々自分に不利になることもありますので、警察には、事故の状況をしっかり伝え、実況見分として記録しておいてもらえるよう要望しましょう。
交通事故について(3)に続く。
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