投稿日:2014.10.31
藤沢市交通事故外傷治療院のブログです。
シートベルトに正しいつけ方があるのをご存知ですか?
着用方法を間違えば、いざというときに効果を発揮しない可能性もあります。
今回は「正しいシートベルト着用」のポイントについて説明します。
◆シートベルトの非着用は危険?
後部座席に乗っている体重50キログラムの人が、シートベルト非着用だったときの衝撃について考えてみましょう。
後ろから追突された場合、後部先の人は、前の席に衝突します。
このとき時速40キロメートルで車が衝突したとすると、その衝撃は体重の約30倍(50キログラム×30倍)の1.5トンにもなります。その勢いで、車の外に投げ出されてしまうこともあります。
シートベルトして子供を抱きかかえている人も、とても子供を支えきれません。
◆サブマリン現象
背もたれを寝かせすぎた状態で、交通事故にあうとどうなるでしょう?
この場合、身体がダッシュボードの下にもぐりこむ「サブマリン」状態となります。
ベルトで首が絞められたり、脚の骨折など、大変危険ですので、背もたれは倒しすぎないようにしましょう。
◆正しい着用のポイント
(1)シートに深く腰掛けましょう。そのとき、シートの背もたれは倒さない(倒しすぎない)こと。
(2)腰ベルトは骨盤を巻くように、しっかり締めましょう。
(3)(3点式ベルトの場合)肩ベルトは、首にかからないよう、肩の中心付近から胸の前を通しましょう。またベルトがたるまないようにしましょう。
(4)バックルの金具は確実に差し込み、シートベルトがはずれないようにしましょう。
(5)ベルトがねじれていないか、確認しましょう。
◆妊娠中のシートベルト着用方法
正しくシートベルト着用することで、母体と胎児を守ることができます。
ただし、健康上適当でない場合は着用しなくてもよいこことされています。
(1)腰ベルト・肩ベルトともに着用しましょう。
(2)肩ベルトは首にかからないようにしましょう。
(3)肩ベルトは胸の間を通し、腹部の側面に通しましょう。
(4)腰ベルトは腹部のふくらみを避け、腰骨のできるだけ低い位置で通しましょう。
神奈川県藤沢市藤沢2-1-1 湘南弐番館102
カルカル接骨院 (藤沢本町駅徒歩6分)
カルカル接骨院公式サイト
藤沢市交通事故外傷治療院サイト